鶏肉のまめ知識

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地鶏・銘柄鶏
地鶏・銘柄鶏
国産チキンには一般の「若どり」（ブロイラー）と、「地鶏」、「銘柄鶏」があります。
若どり（ブロイラー）は、肉用専用に育種改良された鶏種で、発育が速く40～50日齢で出荷されます。一般の国産チキンのほとんどを占めています。
地鶏とは
地鶏は、明治時代以前に日本で成立または導入されていた在来鶏種、またはそれらと他の鶏種の交雑種（在来種の血液が50％以上のもの）で、発育が遅く出荷まで80日以上を要しますが、肉は歯ごたえがあり味もしっかりしています。
銘柄鶏とは
銘柄鶏は一般の若どりと鶏種は同じですが、飼育期間を長くしたり、特殊な飼料を給与したりなど飼育方法に工夫をこらした鶏、また赤鶏など地鶏以外の鶏種のものをいいます。
美容と健康
鶏肉は低脂肪、高たんぱく質、低カロリーのお肉としてよく知られており、ヘルシー素材を代表するものです。
それだけではありません。いま話題の「アンチエイジング」、老化防止で若さを保つ成分も豊富に含まれていますし、ガンの予防にも効果的といわれる成分も鶏肉は多く含んでいるのです。
美容
  • エネルギーを消費し代謝をすすめる筋肉の材料となるのがたんぱく質。鶏肉は低カロリーで高たんぱく、アミノ酸バランスに優れ、消化吸収もよいため、アンチエイジングにお奨めの食材です。
  • 手羽や骨付き肉などの鶏肉には、皮膚や組織の老化を防ぎ若さを維持するコラーゲンがたっぷり含まれています。
  • 美しいお肌の維持に役立つビタミンA、Eが共に鶏肉には豊富に含まれています。
健康
  • 鶏のむね肉にはアンセリン、カルノシンという抗酸化作用のある成分がたくさん含まれています。筋肉疲労を防ぐ効果やガン化させる恐れのある活性酵素を抑える効果もあるといわれています。
  • さらに新鮮な鶏肉の脂肪には、動脈硬化を防ぐリノール酸など多価不飽和脂肪酸が多いのも特長で、肥満の気になる人やダイエットの食事にも適しています。