店頭で「生鮮品(フレッシュ)」として得られている鶏肉のほとんどが国産です。
国産の鶏肉(チキン)は徹底した管理体制の農場で健康に育てられ、様々な安全性チェックシステムを経て提供されます。
徹底した飼育・衛生管理で育てられた健康な鶏
国産チキンは、徹底した衛生管理の清潔な鶏舎で、栄養バランスのとれた飼料を与えて飼育されます。
病気を予防し安定した品質のためにワクチンや抗生物質なども与えますが、肉に薬物が残留しないように休薬期間を設け、薬物使用を厳しく規制しています。
一羽一羽を3段階で安全性をチェックする食鳥検査
国産チキンは、食鳥検査法に基づき獣医師の資格を持つ食鳥検査員と食鳥処理衛生管理者によって、一羽一羽を3段階の検査をクリアしたものだけが出荷されます。
<3段階の検査とは>
- 生きたままの状態でまず異常がないかチェックします。
- 羽をとった状態でさらにチェックします。
- そして内臓を取り出した後の状態および内臓のチェックを行います。
(不合格品はすべて廃棄されます)
おいしい鶏肉は鮮度が決め手。チルド輸送で店頭へ
検査をクリアした国産チキンは、おいしさと鮮度を保つための理想の温度帯であるチルド(マイナス2℃~0℃の凍結しない温度帯)で店頭へ輸送されます。
そしてお店でも品質保持のための温度管理に最新の注意を払っています。
鶏肉は鮮度が何より大切。品質表示もよく確かめて
国産の鶏肉には、「国産鶏肉」「国産チキン」などの表示のほか、主に飼育された都道府県名なども原産地として表示されることがあります。
輸入鶏肉には、ブラジル、アメリカ、中国、タイなど原産国の表示が義務づけられています。
輸入鶏肉には、ブラジル、アメリカ、中国、タイなど原産国の表示が義務づけられています。
また、フレッシュな状態で販売される「生鮮品」のほとんどが国産チキンですが、「凍結品」や凍結品を解凍した「解凍品」もあり、凍結品と解凍品は表示が義務づけられています。 これにも国産や原産国の表示が義務づけられています。